2017年はレトロなヘアスタイルが流行りを見せているということで、今回は過去にさかのぼって、過去どういったヘアスタイルが流行っていたのか調査いたしました!
当時の流行の最先端であったヘアスタイルを1950年代からの年代別にご紹介をいたします。
目次
1950年代
・ページボーイスタイル
日本では1950-60年代に流行となる。内巻きになったヘアスタイルをページボーイといい、中世ヨーロッパの貴族に仕えていた小姓(ページボーイ)の髪型に由来する。毛先をすっきりとロール風にし、中世ヨーロッパの気品を漂わせる。
ページボーイスタイルと言う名前から、男性に向けのヘアスタイルと思うが、別名ページボーイボブと呼ばれ当時の女性の中でブームになっていた。
・ヘップバーンカット
1954年夏に流行した。オードリーヘップバーンの髪型をまねた事からヘップバーンカットと呼ばれる。
前髪は毛先をそったストレートバングにし、横は後ろのほうに流し、後ろはえり足いっぱいまでカットする。
当時の日本では「ローマの休日」の影響もあり爆発的に大流行しました。
当時の日本では「ローマの休日」の影響もあり爆発的に大流行しました。
1960年代
・ツイッギーカット
前髪を横分けにしたコンパクトなショートヘアの髪型。1967年にイギリスの女優ツイッギーが来日し大流行した。
シャープなショートカットがイメージ的でヴィダル サスーンがヘアカットをしたことで有名。
・キスカール
舞台、『レ・ミゼラブル』、『マンマ・ミーア!』などのミュージカルで有名な前田美波里などが行っていた髪型。もみあげ部分が特徴的で、アルファベットの「C」の形をしている。
サザエさんの登場人物「タイ子」もキスカールです。
1970年代
・お姫様カット
前サイドの髪を直角に、あごにあたる長さで切りそろえた髪型。
70年代前半に女優、歌手である麻丘めぐみで有名になる。
70年代前半に女優、歌手である麻丘めぐみで有名になる。
顔の輪郭が隠れ、小顔効果も期待ができ、かわいい印象になる。
お姫様カットにぱっつん前髪の組み合わせは現代風のもの。
お姫様カットにぱっつん前髪の組み合わせは現代風のもの。
・蘭ちゃんカット
70年代後半に女性アイドルグループ、キャンディーズの伊藤蘭がしていたことで流行した女性のヘアスタイル。
ロングヘアに軽くパーマをかけて、サイドからバックにかけてレイヤーを入れトップを短くしたセミロングの髪型。
ロングヘアに軽くパーマをかけて、サイドからバックにかけてレイヤーを入れトップを短くしたセミロングの髪型。
1980年代
・聖子ちゃんカット
アイドル歌手、松田聖子のデビュー当時にしていた髪型。当時は若い女性の間で流行した。
前髪は眉を隠す程度、サイドの髪は外巻きのレイヤードでトップはセンター分けにし、毛先をサイドは後ろ、バックの髪は内巻きにする。
前髪は眉を隠す程度、サイドの髪は外巻きのレイヤードでトップはセンター分けにし、毛先をサイドは後ろ、バックの髪は内巻きにする。
きゃりーぱみゅぱみゅもこのスタイルを披露している。
・トサカ前髪
トサカのように前髪を立ち上げた髪型。
バブリーダンスで最近有名となった登美丘高校ダンス部でもこのスタイルを披露。
当時の女性は、眉毛を太くし、前髪を外巻きに巻き、崩れないようしっかり固定するよう奮闘していた。
バブリーダンスで最近有名となった登美丘高校ダンス部でもこのスタイルを披露。
当時の女性は、眉毛を太くし、前髪を外巻きに巻き、崩れないようしっかり固定するよう奮闘していた。
1990年代
・ソバージュ
80年代後半から90年代前半にかけて流行ったショートからミディアム、ロングまである髪型。ソバージュは「野性の」という意味。
髪の根元から毛先まで波のようなウエーブのパーマをかけ、フェミニンな魅力が女らしさを感じさせる髪形。
髪の根元から毛先まで波のようなウエーブのパーマをかけ、フェミニンな魅力が女らしさを感じさせる髪形。
・シャギー
シャギーとは、毛先が軽く見えるように削ぐことで、毛先をレザーなどで削いで細かくしたり、ギザギザにして動きを出したスタイル。
ラフな雰囲気を作りだせるのが特徴。
ラフな雰囲気を作りだせるのが特徴。
2000年代
・ボブヘア
言わずも知れた、王道大人気ヘアスタイル。様々なヘアスタイルとの組み合わせで印象ががらっと変わる。
・金髪ショートカット
金髪のショーカットは当時、ボーイッシュなイメージだったが、歌手の浜崎あゆみが金髪のショーカットにしたことにより、ふんわりとした可愛らしいイメージに。後ろは丸く、立体的にで顔の周りに少し髪を残すヘアスタイル。
2010年代
・前髪ぱっつん
前髪を目の真上でそろえるスタイル。顔が見える範囲が広くなり、目も強調され、表情が明るくなる効果あり。
前髪ぱっつんの語源は、前髪をハサミで一直線に切る擬音だとされている。
前髪ぱっつんの語源は、前髪をハサミで一直線に切る擬音だとされている。
・マッシュボブ
シルエットが横にふんわりしていて、きのこみたいなマッシュボブ。
自然な丸みが出るようなスタイルなのでスタイリングも簡単でレイヤーが入っているので軽く見えるのが特徴。顔周りを包み込むようになるので小顔効果も。
自然な丸みが出るようなスタイルなのでスタイリングも簡単でレイヤーが入っているので軽く見えるのが特徴。顔周りを包み込むようになるので小顔効果も。
・かきあげ前髪
手ぐしでかき上げたような前髪でセクシーさとかわいさを両立できるのが特徴。太眉が流行っていた当時、太い眉とおでこのバランスがいいとのことで中村アンを先駆けにブームとなった。
表情がはっきり大きくでるので、大人っさを演出してくれる。ラフな中にも大人の女性らしさが垣間見れる。
いかがでしょうか?
それぞれの時代を象徴するヘアスタイル、どれも特徴的でヘアスタイルによって人の印象ががらっと変わりますね。
皆様も、好みに合わせ色々なヘアスタイルを楽しんでください。