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2回目の緊急事態宣言。前回との意識の違いは?美容室利用における消費者意識アンケート調査。


調査概要

この度ヘアログスペシャルでは、2021年2月現在、緊急事態宣言施区域に設定されている都道府県にお住いの方 20代〜50代男女を対象に「美容院利用に関する関するアンケート調査」を実施しました。

そのアンケート結果をもとに、緊急事態宣言下での美容室の利用状況や前回の宣言時との意識の違いについてまとめましたのでご紹介いたします。

 

調査対象 緊急事態宣言施区域の20代〜50代男女
回答数 100
調査期間 2021年2月3日~ 2020年2月5日
調査方法 インターネット調査

回答者属性

男女

年代

都道府県

職業

 

質問

【Q1】 2021年1月7日から緊急事態宣言が発出されましたが、宣言前と比べて美容院を利用する頻度を控えましたか?

 

(控えた: 58, 特に控えていない: 42)
 

【Q2】 Q1の理由を具体的に教えて下さい。

 

《控えた》

  • 美容師の人と近くまで接するので、感染リスクが高いと思い、控えている。(30代/女性/神奈川県/専業主婦)
  • 髪を切ってもらう時などマスクが邪魔ではずしてしまうので、うつしたりうつされたりする可能性があって怖いので(50代/女性/東京都/専業主婦)
  • 小さな子供のいる家庭なので感染リスクをおさえるため利用を控えている。後ろの髪は結び、前髪は自分でカットしてしのいでいる。(30代/女性/京都府/専業主婦)
  • まだまだ感染のリスクもあり、どうしてもではない用事なのでなるべく外出を控えたいと思ったからです。(20代/女性/埼玉県/パート、アルバイト)
  • 収入が減ったので行くことを控えている。美容院はお話する方が多いので、感染も怖いので。(30代/女性/愛知県/パート、アルバイト)

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  • スタッフとの距離が近いので少し気を使うようになりました。変に気を使うよりは自分でできるケアをしています。(20代/女性/茨城県/自営業、自由業)
  • 感染拡大を少しでも減らす為、緊急事態宣言が出ている間は美容院の利用を控え、髪をくくって対応しようと思ったから。(40代/女性/京都府/専業主婦)
  • コロナの感染が怖いのと、不要不急かなとも思うので。(40代/女性/千葉県/専業主婦)
  • 外出を控えることで、自分と家族を感染から守りたいと思った。(50代/女性/千葉県/専業主婦)
  • 緊急事態宣言に該当する県内に住んでいるので、不要不急の外出を控えないといけないから。(30代/女性/埼玉県/自営業、自由業)
  • 感染症対策でスーパー以外の場所へは行かないようにしているため。(30代/男性/兵庫県/自営業、自由業)
  • 世間的な風潮を感じると行きにくいから(30代/男性/埼玉県/正社員)
  • できるだけ感染リスクを避けたい。出かけることが減ったので、ヘアケアも自宅で簡単に済ませている。(40代/女性/大阪府/専業主婦)
  • 外出が減ったのでそれほど髪型にこだわらなくなったので。(40代/女性/兵庫県/専業主婦)
  • 部屋から出ないため髪に気を使うことはないから(20代/女性/京都府/学生)

 

《特に控えていない》

  • もともと美容室に行く頻度は多くないので、変わっていません。(40代/女性/愛知県/その他)
  • ヘアケアは美容において大事だし、控えると楽しみが無くなるから(20代/女性/愛知県/パート、アルバイト)
  • なるべく密になっていない店舗を選択し時間帯も考えて行くようにしていますし店舗側もそれなりの対策はしているので余り気にせずに利用しています。(50代/男性/埼玉県/パート、アルバイト)
  • マスクをして利用しているので特に控えようとは思わない。(50代/女性/大阪府/パート、アルバイト)
  • 緊急事態宣言の発出によって美容院の利用を控えたりすることはありませんが、美容院の近辺・自宅のある地域で新型コロナが蔓延していそうなら利用を控えます。美容院にかける金額もこれまで通りで特に変わりありません。(40代/女性/兵庫県/パート、アルバイト)

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  • 髪が伸びた以上は切らない訳にもいかないので(30代/男性/愛知県/自営業、自由業)
  • 感染対策をきちんと行っている美容院であれば問題ないとおもったので(30代/女性/愛知県/正社員)
  • 美容院は感染するリスクは少ないと思うので(40代/男性/愛知県/正社員)
  • 感染症対策がされている美容院を利用しているから(40代/女性/神奈川県/正社員)
  • 個人店なので美容院で2人きりのマンツーマン施術の美容院であること、また自宅から徒歩圏内のため、感染リスクは低いと考えているため。個人店なので美容師さんの生活もあることを考えるとこれまでと同様に通うことにしています。(30代/女性/東京都/正社員)
  • 20年以上も通っている近所の美容院の経営に協力したい。また出来る限りのコロナ対策を講じてる。気分が沈む中、髪だけでも綺麗にキープしたい。(50代/女性/東京都/専業主婦)
  • 感染対策がしっかりされているので、いつも通りに行っている(30代/女性/福岡県/正社員)
  • 怖い気持ちもありますが、美容院でもマスクしていて大丈夫ですし椅子の位置も隣の方と離れています。消毒・換気をしっかりお店側がやっているので安心しています。髪が膨らみやすいので体調を考えながら行くようにしています。(30代/女性/福岡県/その他)
  • 自分も美容院も対策をしっかりしているので大丈夫だと思っているからです。(20代/女性/千葉県/正社員)
  • 店舗で感染症対策はしっかり取られているので、感染リスクは低いと考えているから。(40代/男性/大阪府/正社員)
  • 通っている美容院は感染対策を徹底してくれているので安心して通える。また、売上が落ちたとのことだったので応援の意味も込めて変わらず通っている。(20代/女性/東京都/正社員)

 

【Q3】 2020年の4月に最初の緊急事態宣言が発出されましたが、前回の宣言と今回の宣言とでは美容室利用に対する意識に違いはありますか?

 

(前回ほどは意識しなくなった: 60, 前回よりも意識している: 27, 前回と特に変わらない: 13)
 

【Q4】 Q4の理由を具体的に教えて下さい。

 

《前回と特に変わらない》

  • 不要不急の外出は控えるという事で、4月も今も緊急事態宣言が出ている間は、できるだけ外出は控えようという気持ちは変わりません。(40代/女性/京都府/専業主婦)
  • 家族に高齢者がいるので前回も今回も非常に警戒していることには変わりないから。(30代/女性/大阪府/無職)
  • 外出自粛は変わらないので、同じ気持ちです(40代/女性/大阪府/専業主婦)
  • 前回も今回も同じく感染するのが怖く、同じように意識しているから。(40代/女性/愛知県/専業主婦)
  • 4月以降、最小限しか美容院に行っていないので。これ以上、控えようがないです。(50代/女性/千葉県/専業主婦)

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  • コロナ禍になってから、緊急事態宣言下に関わらず、コロナ禍前より利用が減った。迷惑をかけないようにしたいから。(30代/女性/京都府/パート、アルバイト)
  • 引き続き感染者はでているので、とくに意識は変わってない。(20代/女性/福岡県/その他)
  • 慣れた面もあるが、感染者が多いので変わらず気をつけている。(30代/女性/神奈川県/パート、アルバイト)
  • 前回と同じ宣言なので、同じ意識を持つようにしている。(40代/男性/東京都/パート、アルバイト)
  • 美容院で感染したという話を聞いたことがないので(40代/男性/愛知県/正社員)
  • 美容室で感染する恐れは少ないため意識してない。(20代/男性/岐阜県/正社員)
  • 外出を自粛することには変わりがないのでそのまま。(30代/女性/岐阜県/派遣社員、契約社員)

 

《前回ほどは意識しなくなった》

  • マスクをつける、手指の消毒は日常になっていて、人混みを避けるのが普段の生活になっているから。(40代/男性/大阪府/正社員)
  • 前回はコロナの知識がなかったため感染が怖かったが、今はどうすれば感染するかがほぼわかっているため、具体的な対策を店も利用者もうてることから安心感が違う。(40代/男性/埼玉県/正社員)
  • 前回は世間でも美容院に行くことすら大罪のような雰囲気があった。今回は前回よりも自粛に対する意識が全体的にゆるいと感じる。(20代/女性/東京都/正社員)
  • 気をつけてはいるが、美容室も意識して対応していただいていて、何もしていないから不安というのは無くなった。(30代/男性/福岡県/正社員)
  • 感染対策は万全にしているし、専門家が美容院は大丈夫と言っているのを聞いたから(30代/女性/愛知県/専業主婦)

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  • 気をつけていれば感染する可能性がそれほど高くないことがわかってきたので、今まで通りに気をつければいいと思うから。(30代/女性/埼玉県/専業主婦)
  • 前回の方が感染への恐怖心があったから、しばらくは行くのをやめようと思った。今は慣れたので、気をつけながら利用している。店側も客が減るのはかわいそうだと思うので。(40代/女性/千葉県/専業主婦)
  • コロナに慣れてしまったから。(30代/女性/東京都/派遣社員、契約社員)
  • 以前のほうが未知のウイルスで怖かったが、今は分かってきていることも多いので、対策自体は変わらないが気持ちの面では前回ほど恐れてはいません。(40代/女性/北海道/専業主婦)
  • 少し慣れてしまったせいか、今回の方があまり気にしていない面もあります。行く前に熱を測ったり、体調に不安がある場合はキャンセルしています。不要不急になるのかな?と考えますが…毎日同じことの繰り返しなので、気分転換にもなるので行っています。(30代/女性/福岡県/その他)
  • このまま、永遠に美容院に行かないわけにもいかないから。また、栃木県は東京より感染者が少ないためそこまで神経質になる必要がないと感じるため。(30代/女性/栃木県/専業主婦)
  • 感染が怖いのは変わりませんが、結局美容院にずっと行かないわけには行かないので以前程ではないですが、適度に利用しています。(40代/女性/東京都/派遣社員、契約社員)
  • 前回はまわりも自粛してる人が多かったけど今回はそこまで自粛してる人がいいのでそこまで意識しなくてもいいのかなと思うため。(20代/女性/兵庫県/派遣社員、契約社員)
  • 会食や会話を控えるなど、戦い方が少しわかってきたから。(30代/女性/千葉県/派遣社員、契約社員)
  • 前回は本当に気をつけていたが、街にも人がたくさん出ているし前ほどは気にしていない。(30代/女性/東京都/専業主婦)
  • コロナ禍の生活に麻痺して恐怖心がうすれてしまった。(30代/女性/大阪府/専業主婦)
  • 前回の宣言から、美容院側で消毒液や、マスクを用意してくれていたり、コロナ対策が徹底されているので、そういった面では安心している。(30代/女性/愛知県/専業主婦)
  • 前回控えていた分、髪が伸びてしまったためどうしても行かざるを得なかった(20代/女性/神奈川県/正社員)

 

《前回よりも意識している》

  • 今まで以上の危険感があります。(50代/男性/愛知県/正社員)
  • 前回の宣言より感染者が多いので前回の宣言よりも外出を気をつけています。(20代/男性/神奈川県/無職)
  • 感染者がかなり増えたので、それだけ感染率があがっているので、感染が怖いから控えている。(50代/女性/神奈川県/専業主婦)
  • 前回よりも医療機関で病床が逼迫していると聞くので、感染してもしっかり治療が受けられない可能性もあるため。(30代/女性/神奈川県/パート、アルバイト)
  • 前回よりは緩めの宣言だとは思いますが、感染人数も増しているので、より意識して出掛ける回数を減らしている。(30代/女性/愛知県/パート、アルバイト)
  • 前回の緊急事態宣言時よりも今回の方が明らかに感染者数が多いから(20代/女性/兵庫県/学生)
  • 前よりは気軽に行ける雰囲気ではないですし、感染者も増えたりしているので気をつけています。(20代/女性/茨城県/自営業、自由業)
  • 前回に比べ感染人数や死亡者数も増えてきているので意識しはじめました。お店もちゃんと感染対策がされているのか、お店からマスクを新しくもらえて施術を受けられるなどきちんと対策されているところにしか行きたくないです。(20代/女性/愛知県/パート、アルバイト)

 

 

まとめ

アンケート結果をまとめると、回答結果から緊急事態宣言によって美容室の利用を控えている人は約60%という結果となりました。
 
控えている理由として、美容室が不特定多数の人が集まる場所であり、美容師との距離感が近いことから感染のリスクを懸念されている人の意見が多くみられました。
半数以上の方が、利用を控えることでなるべく感染リスクを下げるような行動を取っているようです。
 
逆に控えていない人の理由としては、通っている美容室が感染対策を徹底してされており、感染リスクは低いと考えているという意見が多くみられました。
「美容室でコロナに感染したというニュースもあまり聞いたことはない」、「マスク着用など徹底した感染症対策が行われているから」といった理由から、安心して通っている方も多いようです。
 

「前回の宣言と今回の宣言とでは美容室利用に対する意識に違いはありますか?」の質問では、前回緊急事態宣言と特に意識は変わらない人は60%と最も多い意見となりました。

「外出自粛自体に変わりない」「感染への恐怖は同じ」「周りの人に迷惑をかけなくない」といった理由で、前回と同じくらい意識で気をつけている方が多くみられました。
 
しかしながら、前回ほどは意識しなくなった人は27%と約3割の人は同じ緊急事態宣言でも行動や意識に変化が起きているようです。

その理由を大別すると、主に「コロナに慣れて恐怖心が薄れてしまった」「お店の感染症対策が徹底されてきた」「コロナへの知識が深まり対策方法がわかってきた」の3タイプでした。

日本で初の新型コロナ感染者が発見されてからおよそ1年が経ち、今も様々な情報が流れてきていますが、自分自身でできる対策をはじめ、お店側もお客様に安心してご来店いただけるよう徹底した感染症対策が浸透してきたことによって、同じ緊急事態宣言でも、前回とでは意識に違いが出てきたのではないか思います。

 

まだまだ終息の兆しが見えない状況ですが、一人一人が対策を心がけ、1日でも早くすべての人が安心して美容室へ通える世界になることを祈っております。

 

《調査結果の引用・転載について》

本レポートの著作権は、株式会社ノーマリズムが保有します。
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