先日、こんな記事を見つけました。
新型コロナの影響でこれから飲食業はどうなる?消える飲食業の業態は?という記事です。
緊急事態宣言が解除後も新型コロナとは共存していくことになり、これからはウィズ・コロナになる。
「ソーシャルディスタンス」「換気の良さ」「マスク・手袋」「衛生・消毒」「3密を避ける」「お酒の夜の提供」などがキーワードとして挙げられ、これにかかわる業態が「消えゆく飲食店」となるだろう、とのこと。
そして「消えゆく飲食店」として挙げられた業態は以下のとおりです。
- ビュッフェ・バイキング業態(トングの衛生、並ぶ料理、集う客がリスク)
- 横丁業態(席と席の距離が近く3密の典型)
- 宴会需要のデカ箱居酒屋・レストラン業態(宴会、特に大人数は確実に減る。結婚式の2次会需要も減る。)
- 超小箱居酒屋(客同士、店員との距離、換気の悪さがリスク)
- 立ち飲みスタイル(客同士、店員との距離、換気の悪さがリスク)
- 深夜業態(客同士、店員との距離、換気の悪さがリスク)
いきなりこれらの業態が消えることは無いと思いますが、例えばビュッフェにしても料理は小分けしてカバーする等、コロナリスクを回避するための変化が想像できます。
それでは美容室においてはどうなるでしょうか?
美容室においては、必然的に美容師と客との間に接触が発生してしまいます。
これを避けることはできませんし、接触があるからといって美容室自体が消えることはまず考えられません。
キーワードとしては、美容師は「マスク」「フェイスシールド」「検温」、
店は「換気」「消毒」「除菌」「空気清浄」「店内の人数制限」「ソーシャルディスタンス」
客は「マスク」「検温」、が挙げられるでしょうか。
そしてこれらのキーワードにかかわる、これまで当たり前だったサロン内でのサービスも変わるのではないでしょうか。
例えば、
- 最低限の会話になる
- 時間もクイックに
- マンツーマン接客
- ドリンク等の提供はなし
- タブレット、雑誌がなくなる
- すべて予約制になる
ちなみに、最近では「無言接客サービス」を売りにしたサロンもあるようですね。
https://relax-job.com/more/88563
美容師さんとの会話を楽しみにしている方には残念かもしれませんが、これから美容室では無言接客サービスが当たり前になるかもしれません。
そして雑誌やタブレット、ドリンク等のサービスがなくなる代わりに、接触のない癒やしのサービス、例えばヒーリングミュージックやマッサージチェア、フットマッサージ機、足湯など、新しいサービスが始まるかもしれません。