2017年現在、政府は物価上昇を目標に掲げ、一部ではありますが値上げムードも感じられます。最近の美容室業界でも「価格改定」「値上げしました」といった声をちらほら耳にすることがあり、それもカット数万円という金額となるとネット上では賛否両論色んな意見が飛び交っています。かの有名なアフロートの宮村氏も「美容師の価値を上げる」為に、カット価格を1.5万円から倍の3万円に値上げされたとか。そこで今回は、最近話題のカット価格2万円以上の美容師を調査しましたのでご紹介します。
目次
カット価格2万円以上の美容師
EQ by HolisticHaircut 大峰 浩喜
カット料金 ￥75,600
おそらくここが日本で最高額かもしれません。
ヘアサロン「EQUIP（エクイップ）」代表で、日本におけるドライカットの第一人者である大峰浩喜氏が2017年6月、銀座にオープンしたプライベートサロン「EQ by HolisticHaircut」。スタイリングがし易く、復元性も高く、90日間メンテナンス要らずのホリスティックヘアカットという最高の技術を受けられるとのこと。植村絵里さんという方のブログで詳細が紹介されています。
Lily 柳本 剛
カット料金 ￥54,000
「くせ毛・縮毛矯正の匠」として業界内からも注目という柳本 剛氏。現在は32歳という若さ、堂々たる金額です。Lilyオープン3周年の2017年11月にカット価格を25,000円から54,000円に値上げされたとのこと。柳本氏のブログを拝見してみると、
「カットの料金がいくらかとかは別に大した問題じゃない、もはやメニューに価値はない」
と仰っておられます。さらには、
「どうしてその方達がその金額を支払ってでも僕のところに来てくれるか？『それは僕という人間を気に入ってくれたから。面白いヤツだと思ってもらえたから。』この言葉に尽きるのではないでしょうか？」
と続きます。5万円という価格の中身は技術やサービス云々ではなく、柳本氏の人間的価値、魅力ということを自ら語っています。
アフロート 宮村 浩気
出典：afloat.co.jp
カット料金 ￥30,000
言わずと知れたアフロートの宮村浩気氏。昨年、アメリカLAにサロン視察に行った際、ジュニアスタイリストが２万円と、宮村氏のカット価格より高いことに衝撃を受け、日本の美容師の価値を上げるべく、カット料金を1.5万円から倍の3万円に値上げしたという。
7万円、5万円と続いてみると、宮村氏の3万円が安く感じるのは私だけでしょうか。
しかしながら、宮村氏は超多忙ですので、新規の予約はほぼ難しそうです。
7万円、5万円と続いてみると、宮村氏の3万円が安く感じるのは私だけでしょうか。
しかしながら、宮村氏は超多忙ですので、新規の予約はほぼ難しそうです。
Aio-N GINZA 土屋 雅之
出典：aio-n.com
カット料金 ￥32,400
「王子」の異名をとるカリスマ美容師、土屋雅之氏。2009年9月に銀座にオープンした『Aio-N GINZA』で初回のカット料金が3万円。サロンワークの他、講演などでも多忙で、「3ヶ月予約待ち」「紹介者のみ予約受付」といった情報もあり、予約は困難を極めます。
MAX 戸来 正博
出典：maxherai.com
カット料金 ￥30,000
表参道のマンツーマン美容室「MAX（マックス）」、一人経営美容師の戸来（ヘライ）正博氏。「あなただけの貸し切り美容院」のキャッチコピーで、マンツーマンで最高の時間を味わえるとのこと。
1991年生まれということで現在は26歳！20代でカット3万円とは感服の至りです。
1991年生まれということで現在は26歳！20代でカット3万円とは感服の至りです。
ASSORT 小林 Ken
カット料金 ￥21,600
日本、ニューヨーク、香港、オランダなど、グローバル展開している「ASSORT（アソート）」グループの代表を務める小林Ken氏。カット2万円という価格は2016年春からで、その時も話題になりました。小林氏も1984年生まれの現在33歳という若さ。しかしこの実力からして2万円という価格は決して高くはない気がします。
以上、カット価格2万円以上の美容師さんをご紹介しました。
美容室業界の巨匠やカリスマばかりと思いきや、20代30代の若い美容師が6名中3名と半数も。
高額な価格に賛否両論ありますが、高価格帯に挑戦する先駆者の出現よって、宮村氏の言う「美容師の価値を上げる」が実現されていくのかもしれません。
いかがでしたでしょうか？
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