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「diddlediddle」,「00〇〇」デザイナー   塩谷 優太 《Special Reviewer》

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さまざまな業界で活躍されている方をヘアログがご紹介するスペシャルレビュアー企画!第7弾!

今回は、ファッションブランド「diddlediddle (ディドゥルディドゥル ) 」、「00○○(ゼロゼロマルマル) 」を展開する株式会社ディドゥルディドゥルのデザイナーである塩谷優太さんにインタビューしてきました。

塩谷さんの活動や人間の魅力、そして塩谷さんおすすめの美容室をご紹介いたします。
どうぞご覧ください。
 

「didledidle」の軌跡


 

── 塩谷さんの活動について教えてください。

 
2011年にブランド「 diddlediddle(ディドゥルディドゥル ) 」を立ち上げ、現在「00○○(ゼロゼロマルマル)」との2ブランドを展開しています。デザイナーではありますが、現在は売り場に立つこともありますし、企画、生産、ブランドのビジョン、ブランディングを考えたり、特にスタッフの育成に力をいれています。トータルです。全部やっています。
 
 

── 今のデザイナーになる前は何をされていたのですか?

 
服飾の専門学校をでて、もともとは販売員をしていました。何店舗か経験させてもらい、バイイング(仕入れ)や企画だとかも経験しました。当時務めていた会社は小さめの会社であったので、もともとブランドをやりたいという気持ちがあり、当時の社長に企画、提案書を提出してブランドをスタートさせました。
 
当初は2人でブランドを立ち上げました。販売員をしていた当時、知り合った上司に声をかけたのが始まりです。自分の店舗もそれ以外の店舗の販売員も見てきた中で、彼は販売員として本当に別格な光るものを持っていて、彼の協力があれば確実にうまくいくだろうと思いました。
 
当初から実店舗を経営することの計画があって、催事なり、自社で販売をしていきたいという考えがありましたので彼とスタートできたことは、幸運だと思っています。
 
その後、2016年に株式会社ディドゥルディドゥルを設立いたしました。
 

「 diddlediddle 」 と 「 00○○ 」


 

── diddlediddleって変わった名前ですよね?

 
やっぱりそう思いますよね(笑)

diddlediddleっていうのは“diddle” だます、ぺてんにかけるの意味です。一見、目の錯覚を引き起こしたような感じ、少しの違和感を日常的に慣れた感覚で分かりづらくする(だます)という意味から名づけました。「不自然な物をいかに自然に見せるか、自然に不自然を見せる」をコンセプトに服を作っています。
 
 

── よく見るとdiddlediddleって最初のdiddleの部分が太字になってるんですね。

 
そうです。実は、、、と話すと「あー!」と気づかれれることが多いです。これも「不自然な物をいかに自然に見せるか」というコンセプトから制作しました。言われないとわからないような細部のこだわりや違いっていうのは特に男性好きですし、それは根強いのでお客様が離れることも少ないんですね。でも、やはりわかりにくいこだわりなんです。それは今の日本市場向きではないんです。
 
 

── 日本市場向きでないというと?

 
現代ではFacebook、Twitter、InstagramなどのSNSで写真をもって判断することが多くなってきました。でも写真だけでは、こだわりを伝えるのは難しく、わかりづらいんです。diddlediddleはそういったいわゆるマニア向けな部分があります。そういう経緯もあって私は、「 00○○ (ゼロゼロマルマル)」というブランドを作ったのです。
 
 

 

── 00○○はどういった特徴のブランドですか?

 
不自然なものをより不自然に、自然をより自然に見せる」っていうをコンセプトにしています。0(ゼロ)は数字です。(マル)は記号です。ほんの少しの形の変化で0という数字がという記号に変化する。似ているのに全く違う物へと変化する。
リメイクブランドなのでそういった意味を込めています。

ぼくらが住むこの世界は非常に面倒だ
時代にとらわれ動けなくなってしまったぼくたちに
小さいけれど大きな変化をもたらす。

00○○はdiddlediddleをあえて自分たちで皮肉りました。00○○は今の時代に合わせ変化するコンセプトです。軸はしっかりしているがその時代にあった服を作るため、柔軟に変化するのでそういう意味で0(ゼロ)なんです。diddlediddleと00○○の2つのブランドは真逆ではありますが、だからこそ共存することでバランスを保っています。
 
 

 
 

── 塩谷さんが作る服にはどういった特徴がありますか?

 
もともと、白に対してのこだわりがあり、シャツでいえば普通は1枚の生地を使い、1つのシャツを作っていきますが、時代の変化とともに色を切り替えたりはあるけれど、白を白で、色々な白の生地で展開する白シャツって意外と少ないんです。なぜならそれは、「うけが悪いから」なんです。
 
そういったこだわりを分かってもらい、理解してもらうには、コツコツと店舗に来たお客様に説明していくしかないけれど、私はそういったことをやっていきたいと思っています。
 
 

── 塩谷さんが作る服があまり好みではない、苦手な人っていう人にはどうされていますか?

 
苦手な人というのは基本的に食わず嫌いだと思うんです。今までこういう服を着てきたからこういった服は着ないといった感じです。着たことがないから、苦手だから、似合わないからとかは思い込みだと思っています。ですので、接客のときはとりあえず着てもらうことを大切にしています。
 
そこから考え方も変わっていくだろうし、着てみて嫌いであればそれでもいい、まずはきてもらわないとわからない。そして全体をコーディネートする。苦手でも着てもらうことでその人の服の幅が変わるので、嫌いでも説明してあげる必要があると思っています。
 

世の中すべてデザイン


 
 

── 塩谷さんがデザインを考える上でこだわっている点ってありますか?

 
日常のあたりまえに疑問を抱き、それをデザインの参考にしています。根本的なスタンスとしてすべて仕事だと思って生活をしてます。例えば、スタッフと展示会に行った帰りに一緒に買い物をしたり、それこそ遊びの場に行ったりします。ただ真面目に仕事をしているだけだと気づかないことが多いんですね。
 
だいたいファッションが好きな人に意識的にデザインを見てみることを勧めると、歩いている人の服装だとかを見て勉強することはできます。しかし、さらにその先、なんでもないもの、極端にいえば世の中すべてのものはデザインなのでそこに目を向けることが大切であると思います。
 
 

── 今後の目標を教えてください。

 
もう一つブランドを立ち上げて「パリコレ」に出ることです!
 

 

おすすめ美容室

 

── 塩谷さんですが、普段、美容室を選ぶ際に大切にしていることってありますか?

 
ヘアカットの基準はお店ではないと思うんです。すべては人だと思います。もちろん技術は必要だと思いますが、こっちがこうしたいというニーズをよく理解し、感覚が似ている人に切ってもらいたいと思っています。
 
東京に来て、初めて原宿のお店にいったとき、偶然雑誌でみつけたお店に入りました。当初はどんなすごい人が切ってくれるんだろうと思いながら施術してもらいました。するとびっくりすることに本当に大きく変わったんですね。「なんだこれは!」と思いました(笑)。その時の担当美容師さんがたまたますごくよかったんです。
 
そのころから、かれこれ10年以上その方に髪をおまかせしています。
 
 

── そのおすすめの美容室を教えてください。

 
私がおすすめするお店はそんな10年以上のお付き合いのある方が独立されて、東京・吉祥寺にオープンされた「 NORI 」というお店です。圧倒的に技術が高く、人それぞれ髪の量が多いとかくせ毛だとかありますが、その人にあった自然にっていう感じがたぶんすごくうまいと思います。
 
あとは、人として物腰が柔らかいので、変に気を張らなくてもいいというのが大きな要因です。また、オーガニックにこだわっていて強い薬品など使わないです。
 
派手なヘアスタイルやカラーにしたいっていう人よりかは、ナチュラルにしたいと思っている方には抜群なお店だと思います。


 
 

いかがでしたか?
 
 
今回はデザイナーの塩谷優太さんにインタビューいたしました。デザイナーとしての生き方や考え方など、多くのことを勉強させてもらいました。下記にブランドのリンクも張っていますのでぜひご覧ください。
ヘアログは今後の塩谷さんを活動を応援させていただきます。どうもありがとうございました。

 
 
公式サイト
 → http://diddlediddle.jp/
 
オンラインショップ
 → https://diddlediddle.stores.jp/
 


塩谷 優太 (しおや ゆうた)

– デザイナー –

2011年株式会社ディドゥルディドゥルを設立。「 diddlediddle 」、「 00○○ 」の2ブランドのデザイナー。現在は企画、生産をはじめ、ブランドのビジョン、ブランディング等多岐に渡り活動中。企業のブランドを成長させるため人材育成にも力を入れている。

 
 

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