こんにちは!
セルフカットもできる時代になって梳きバサミ等が簡単に薬局などで入手できるようになりましたが、プロの使うハサミって何が違うのかわからないですよね。
今回はそんな美容師さんたちの命「カット用のハサミ」について調べてまとめましたのでご覧ください!
カット用といっても様々な種類が!
美容師さんたちの腰についているシザーケース。
その中に何本のハサミが入っているかご存知ですか?
もちろん美容師さん次第で本数は変わりますが、約6本前後を使い分けているようです。
大きく分けると種類は3種類。
ベーシック
イメージは普段皆さんが使う工作用のハサミが近いです。
美容師さんが数本持つ場合はサイズ違いのモノを数本用意するようです。
主に長さを整えたり、純粋に「切る」という所に主眼を置いたハサミですね。
金属部分両方に刃がついています。
スライド
これに関しては意外と使われてるんですが、知らない人も多いかも・・・
見た目はベーシックと似ているのですが、片方しか刃がついていません。
切り方は名前の通り、スライドさせながら切るようになるので、ベーシックに比べて動きのあるヘアスタイルを作りやすくなったり、ボリュームを抑えたりできます。
こだわる美容師さんだと、「スライド率」が違うものを数本用いて、施術します。
※スライド率=高ければ高いほど、切る紙の量が少なくなります。
セニング
これは聞いたことがあるかもしれませんね!
そうです。梳きバサミです。
これも種類があり、カット量などが変わったものを数本持ち、施術する方が多いみたいです。
カット率が低いものは微調整に用いられるので、セルフカットで使うものとは全く違う造りになっているそうですよ!
これらを買えばセルフカットできるし美容師に近づける!?
↑もちろん間違いです。
値段も数万円からしますし、なにより技術力が美容師さんとは違いますので、絶対といっていいほど失敗するかと思います。(成功したら事例のレポートください!(笑))
さらに、意外と知られてないんですが、包丁などと同じで刃があるということは【研ぐ】という作業も必要になってきます。
やっぱりなかなか素人には扱えるものじゃないですね・・・
今回は美容師さんのエクイップメント、【ハサミ】についてお伝えしました。
この記事を見てセルフカットで失敗する人、思いとどまる人が増えますように・・・