目次
調査概要
過去に「行きつけの美容室を変えた10のきっかけ」という記事を書きましたが、そこでは主な理由を10個にまとめてご紹介しました。
今回は、行きつけの美容室に行くのをやめたきっかけや理由の割合を調査すべく、行きつけ美容室に行くのをやめた経験のある、全国の10代〜50代の男女を対象に「行きつけの美容室に行くのをやめたきっかけや理由」のアンケート調査を実施しましたのでご紹介いたします。
※“行きつけ”の判断条件は、1年以上通っていることとしています。
調査対象 | 全国の10代〜50代の男女 |
回答数 | 100 |
調査期間 | 2021年9月29日~2021年10月1日 |
調査方法 | インターネット調査 |
回答者属性
男女
年代
都道府県
職業
行きつけの期間
(1年以上、2年未満: 33, 3年以上、5年未満: 24, 2年以上、3年未満: 17, 5年以上、10年未満: 16, 10年以上: 10)
「行きつけ美容室をやめたきっかけや理由」のアンケート結果
■ 回答をグループに分類
アンケートの回答を分析すると、大きく3つのグループに分類することができました。
(美容室や美容師に対する不満: 43, 自分都合(生活環境の変化など): 38, 担当美容師の異動や退職: 19)
■ 美容室や美容師に対する不満の回答
- それまでは丁寧に接客してくれていたのに、ある日突然タメ口で気やすく話しかけてくるようになったので行くのを止めました。(30代/男性/広島県/正社員)
- 接客があまりにも酷くなったからです。冗談で話したことを(店員も勿論冗談と分かって笑ってた)いつまでもイジられ続け、他の担当についた後も途中で来ていじったり、最後の会計時まで何度も同じ事でいじられ続けて、さすがに嫌になって行くのをやめました。(30代/女性/群馬県/専業主婦)
- 担当美容師さんが、私との会話にダメ出しをしてくるようになり嫌な感じがしてきたのでやめました。ちょうどコロナ禍にもなりタイミング的にも気まずくならなかったです。(40代/女性/広島県/自営業、自由業)
- 縮毛矯正をそこでずっとしていたが段々雑になってきてるのに素人でもわかり腹が立っていたときに、前髪を眉毛と目の間くらいと伝えたのにオン眉にされ謝りもされなかったので二度と行かないと思った。(20代/女性/東京都/会社経営、役員)
- 左右の髪の長さが違うことが何度か続き、対応にも不満を感じたから。(30代/女性/東京都/専業主婦)
- チェーン店ですが価格がリーズナブルで気軽に通えるので利用していました。シャンプーも希望制なので多毛でドライに時間がかかる私にとっては時短になって便利だったのですが、何度か通っているうちにヘアケア用品の営業をしつこくされるようになったので気が重くなっていくのをやめました。(40代/女性/東京都/専業主婦)
- もう10年以上も通っていたので、馴れすぎてしまったのが理由です。たぶんそうでなかったら、美容師さんも言わなかったとは思いますが…夫の父が脳梗塞で倒れ、入院先で悪化したり少し回復したりを繰り返していた時のことです。離れた場所だったので、私たちは新幹線で行ったり戻ったりしていました。その話を美容院でしたら、こう言われました。「亡くなる人って臭いんですよ。ひどい匂いがするんです。だから匂いを嗅いでいるといいですよ。臭いがキツくなったら、もうこの人死ぬなってわかるから。」実の親ではないけれど、それなりに心配して行ったり来たりしていたので、その日以降、その美容院はやめましました。(50代/女性/東京都/専業主婦)
- 指名していた美容師さんは良かったのですが、アシスタントのシャンプーや乾かしたりしてくれる人が凄く苦手で辞めました(30代/女性/東京都/パート、アルバイト)
- 1000円だった料金が500円値上げになったから(40代/男性/鹿児島県/無職)
- 店長をお金かけて、トップスタイリストとして指名したにも関わらず、言葉遣いが、チャラくて馴れ馴れしい感じだった。数千円も追加して、払うサービスを受けたとは思えなかった。例:『いい感じにします』→具体性に欠ける契約に思える(40代/女性/東京都/専業主婦)
- 値段の高いシャンプーなどを薦められるようになったからです。(40代/女性/奈良県/自営業、自由業)
- スタイリストさんとの雑談中、相手が「政治に関心が無いので選挙に行ったことがない。誰が選ばれても同じ。」という話を笑いながら切り出した。私は政治について詳しくないながらに学ぼうとしているので、政治に無関心なスタイリストさんとは価値観が合わないと感じてその美容室に通うのをやめた。(30代/女性/京都府/無職)
- シャンプーの香りや丁寧な施術が好きで通っていた、小さな美容院。通いだして1年を過ぎるころから店長さんが個人的なlineを送ってくるようになり、まだカットモデルのお誘いくらいなら問題なかったもののだんだん「ご飯行きませんか」「家に遊びに来ませんか」という感じになっていったので、怖くなって通わなくなった。(30代/女性/佐賀県/自営業、自由業)
- 店長が「昔、自転車泥棒をして警察のお世話になったことがある」と武勇伝のように話してきたからです。自転車を盗まれた経験のある私にとっては非常に腹立たしい話だし、それを良い大人になった今でも悪びれること無くネタのように話すような人が経営するお店は、信用できないからです。(30代/女性/大阪府/専業主婦)
- 話を聞いて欲しくてある話をしただけなのに、説教を始められたので、不快な気持ちになりました。なんとなくその美容室に行きたくなくなり、行くのをやめました。(30代/女性/広島県/専業主婦)
- 学生時代にカラーモデルの声をかけて頂き、そこから同じ美容師さんにずっと担当してもらっていました。美容師さん3人くらいの小さな美容室だったのですが、カラーモデルをしている時から店長含む、他のスタッフの対応が良くなく、少し気になっていました。2年弱、担当の美容師さんに施術をしてもらっていましたが、その美容師さんが独立されるとのことで私も同じタイミングで、その美容院に行くことを辞めました。アクセスも良かったので、他のスタッフさんの対応が良ければ引き続き通ったのになと少し残念です。(20代/女性/大阪府/正社員)
- いつもいっぱいで、予約してその時間に行っても30~40分待ちが普通。ひどい時は1時間以上経つことがあり、待つのが苦痛になってその美容室はやめました。(40代/女性/鳥取県/その他)
- とても腕の良い美容師さんに担当してもらっていた。ある程度親しくなり、いろいろな話をするようになったが、ある時カット中に自己啓発セミナー系の宣伝を熱心にしてきたので怖くなり行くのをやめました。(50代/女性/東京都/正社員)
- こちらの希望やリクエストを伝えても意味が通じないのか希望通りにしてくれなかったから(30代/男性/愛知県/自営業、自由業)
- 家から近くそれなりにおしゃれで気さくな美容師なので長く通っていたが、そんなに切るのが上手なわけではなかったので重い腰をあげて他のところを探した。(20代/女性/北海道/無職)
- ポイントを貯めていて、いざポイントが貯まって2,000円割引になると期待して、最初にポイントカードを出したものの、会計時に何も割り引かれなかった。その後1回その美容院に行ったが、ポイントの件はスルーされたので、継続して行く気がなくなってしまった。(40代/女性/島根県/パート、アルバイト)
- 耳の上を切っているときに、耳も一緒に切られそうになって、謝ることをしなかったから(30代/男性/山梨県/正社員)
- 店のトップが変わったせいか、毎回自社の製品(シャンプー、トリートメントなど)を売ろうとしつこく話をされるので嫌になりました。(20代/女性/新潟県/パート、アルバイト)
- スタッフの人柄はよかったので通ってましたが、好みの髪型にしてもらえないなと感じたからです(30代/女性/静岡県/専業主婦)
- 技術は申し分ないのですが、担当してくれてた人が仲良くなりすぎてだんだん発言等にセクハラが入り始めた。仲が良かった分指摘すると気まずくなりそうと思い、笑いながら流していたのですがそれがストレスになってきたから。(20代/女性/神奈川県/パート、アルバイト)
- スタッフの見下したような態度が嫌だかったから(30代/男性/神奈川県/パート、アルバイト)
- それまでずっと同じメニューのカラーカットでいつも満足する仕上がりだったのですが、ある時カットで髪が広がりすぎ、お直しをお願いしても「これ以上まとまりません」と言われ技術面が不安になり通うのをやめました。(30代/女性/神奈川県/自営業、自由業)
- カットをお願いする時に写真を見せながらここいう感じにしてほしいと伝えても、なんとなく切った後と写真を見比べると違う時があったため行くのをやめました。(20代/女性/茨城県/専業主婦)
- ある日予約当日に「本日スタッフが足りないので申し訳ないですが、対応ができません。次回いらっしゃった時には半額にしますので、、」と言われました。その日は急遽別の美容院を探してカットしてもらいました。数ヶ月後改めてその美容院を訪れた所いつもの担当の方はおらず、前回の件も伝わっておらずこちらから事情を話すも半額ではなく少し(確か1割か2割)割引してくれただけでした。突然の予約キャンセルへの誠意が感じられないなと思い、行くのをやめました。(50代/女性/東京都/パート、アルバイト)
- チェーン店が沢山ある大きい美容院に通っていたのですが、カラーチケットやネイルチケット、リピートしてくれる用の前払い制度の勧誘が毎回強めにあった為、かなり鬱陶しくなったのでやめました。(50代/女性/愛知県/専業主婦)
- コロナの状況なので、自分では布マスクをしていたのですが、カラーをする時に、汚れるので、使い捨てのマスクをと渡されました。それはよかったのですが、施術中に、私自身、体調に全く問題なかったのですが、たまたま喉が気持ち悪くなって軽い咳をしてしまい、すごく警戒されてしまいました。紛らわしいことをしてしまった自分も悪いのかもしれませんが、施術後、必死に手洗いをされ、気分を害されたかなと気持ちがへこんでしまったのですが、家に帰って、渡されたままのマスクをしている事に気づきました。マスクが白髪染めであちこち黒ずんでいたのを知らずに電車に乗っていたことが、とても嫌になり、帰るときに、ひとこと言ってくれたらとショックでした。咳はコロナ禍で家で閉じこもりがちで人と話すのも久しぶりで喉に負担がかかったせいだと思います。またうっかり咳がでたらと思うと、リラックスできないので、もう行くのをやめました。(50代/女性/兵庫県/専業主婦)
- 若白髪を卒業式の前に少し目立たないように染めて貰おうと思っていたら、「もし卒業式に出られなくなって訴えられたら困るから」と染めて貰えなかった。髪の毛が長くて量が多かったので染めるのが面倒くさかったみたいです。(10代/女性/千葉県/学生)
- 来店カードがあり、ポイントが貯まったらトリートメントサービスがある美容院でした。同じ美容院に子どももキッズカットに行っており、子どものカードもわざわざ作ってくれていました。そのカードのポイントも一年かけて貯まったので、代わりに私が施術を受けたいと申し出ると、適用出来ないと言われました。長く頻繁に通っていたのに、サービスが悪いと思い行くのをやめました。(30代/女性/宮崎県/正社員)
- 流行っていた髪型にしてもらおうとオーダーしたら「みんながやってるから私もやろうって思ったんですかwww」とニヤニヤされながら言われたので。普段からトゲのある言い方をする美容師だったので流石にもう辞めようと思って通わなくなりました(40代/女性/神奈川県/パート、アルバイト)
- 個人経営の美容室に通っていましたが、オーナーさんがいつもカラーなどの待ち時間の間に外でタバコを吸われているのが気になり、技術は評価していたのですが、コロナを近所の美容室にしようと思い、通うのをやめてしまいました。(30代/女性/東京都/専業主婦)
- 知人におすすめされたため通っていましたが、スタッフさんの一人が苦手だったため。(20代/女性/東京都/自営業、自由業)
- パーマをあてた際にスタイリストの独断で全然違う仕上がりにされたので(30代/男性/岡山県/正社員)
- デジタルパーマをしてもらっている最中、美容師さんが施術が下手くそで、私の耳がやけどを負った。それでも、何も謝罪もなかったので二度と行かないと決めた。(40代/女性/埼玉県/専業主婦)
- カラーとパーマをずっと受けていたのですが、ストレートの黒髪ボブにはまってカットのみのメニューになった途端に態度が悪くなったので通うのをやめました。客としての単価が下がったのは理解しますが気分が悪かったので。(30代/女性/大阪府/無職)
- 実家の近くなので行っていた美容院だったけれど、途中から新しく入ってきた美容師がどうしても嫌いで、いつもお客様をバカにする態度をしていたので、それを見るのが苦痛でたまらなくなり、自宅の近くの雰囲気の良い美容院に変えました。(30代/女性/埼玉県/専業主婦)
- 担当の方が独立して、そのお店に行っていた。何年かは、独立の際一緒に経験のある美容師さんがシャンプーや簡単なドライヤーなどはしてくれていたが、規模が大きくなり、担当してくれていた美容師さんはカット、仕上げの調整。新人がシャンプーやドライヤーして、カラー、パーマは別の人、担当がころころ変わる。流れ作業の様な気がして、丁寧さにかけるようになってきた。カラーやパーマの待ち時間にずっと話しかけてきて、話したい方もいるかもしれないが、雑誌に手をかけて読んでいる時も、話をやめない。新人(若い子)だったからか、こっちが話を聞くことの方が多く、何の時間なのか。話を遮ることもできないし、その場からも離れることができない。ある意味、美容院へ行くときは気持ちをリフレッシュしたい時なので、ここの美容院はお金を払ってまでも行きたくないと思い、美容院をかえました。(40代/女性/広島県/パート、アルバイト)
- 美容室が自宅と併設されているところだったのですが、美容師さんは男性の方でした。美容室なので当然女性のお客さんが多いので、奥さんが心配してるのでしょうか。毎回行くたびに、奥さんが出てきて 美容師免許も持ってないのに手伝っているフリ?なのか。完全予約制の美容室で、美容師1人、お客さん1人という体制で 自分がカットしてもらってるときに他のお客さんがいる事は無くて その点に関してはとても良かったけど何せ奥さんがチョロチョロしてるのがめちゃくちゃ気になった。美容師の男性一人でしてくれた方が断然手際が良くて早いのに、何かと嫁が手を出そうとしてくる…そうこうしてたら、子供まで連れてきて その美容師さん家族だけが話してるというアウェイな感じが嫌で行くのをやめました。美容室ってリラックスできて気分転換したくて行くのに、行くたびに疲れてた。(40代/女性/愛媛県/パート、アルバイト)
- 年配の女性美容師さんが一人でやっている個人美容院でした。近所にあり、美容師さんの腕前もよく気さくな人柄が気に入って通っていたのですが、長期休業になりやむなく別の美容院に行っていきさつを話したところ、その美容師さんが自宅で階段から転落して大腿骨を折る重傷を負い、入院してしまったとのこと。数ヵ月後に再開したお店に行ってみると、美容師さんは歩行器や杖をを使わないと歩けなくなっていて、カットやカラーにも「ちょっと待ってね…」を連発しながら一苦労している様子。不自由な体では店内も片付けられないようで、雑誌やダンボールなどが周囲に雑然と置かれたままになっていました。一番閉口したのは、ポータブルトイレやオムツを使っているのか、店内に異臭が漂っていたこと。さすがに「これはもう無理だ…」と諦め、その後は長期休業中に行った別の美容院に通うようになりました。(50代/女性/静岡県/パート、アルバイト)
美容室や美容師に対する不満の回答では、「接客(会話)」「施術」「他のスタッフ」「商品の売り込み」が不満の原因に多くあがっておりました。
その他、「ポイントや割引の対応に不満」「いつも待たされる」「タバコ臭い」といった少数意見もありました。
■ 自分都合(生活環境の変化など)の回答
- 長年知り合いの美容室をずっと利用していましたが、転勤が決まり自宅から遠距離になってしまったので通う事が出来なくなってしまいました。(30代/女性/千葉県/専業主婦)
- 一人暮らしのため遠くに引っ越しをしたため(30代/男性/兵庫県/パート、アルバイト)
- 専業主婦になったので、美容院にあまりお金をかけられなくなったから。(30代/女性/愛知県/専業主婦)
- 第一子出産を機にやめました。少し遠かったのと、託児付きの美容院を新しく見つけたためです。(20代/女性/兵庫県/パート、アルバイト)
- 違う美容院に行った時、値段が行きつけの所と比べて安く、店の雰囲気が好きだったから。(10代/女性/埼玉県/学生)
- これまでずっと同じところに行っていたのですが、一度だけ予約が取れずに別の美容室へ行きました。私も休みがその日しかなかったため、どうしてもその日に髪を切りたかったため、やむを得ませんでした。一度別の美容院で切った後は何となく元も美容室へ行きづらくなり、結局その後行くことはありませんでした。(30代/男性/千葉県/自営業、自由業)
- 少し遠かったのですが、料金も手ごろでアットホームな雰囲気で、美容師さんの接客も悪くなかったので通い続けていたのですが、美容師さん同士もアットホームゆえ、社員旅行等で臨時休業することがあり、たまたま自分がカットに行きたい日にその臨時休業日が重なったことが2回続き、予約もできないため(予約制ではなかったので)またわざわざ行って休業だと困ると思ったのと、ちょうど同じころに仕事帰り気軽に寄れる場所に良心的価格の美容院ができたため、そちらに通うようになり行きつけだったほうは行くのをやめてしまいました。(40代/女性/愛知県/自営業、自由業)
- 引っ越しをきっかけに半ば強制的に別の美容院に通うことになった。(40代/男性/山形県/正社員)
- 電車通勤の乗換駅にある美容室に通っていたが、退職してその駅を利用しなくなったため。交通費を払ってまで行く気にはならなかった。(30代/女性/大阪府/専業主婦)
- 親の知り合いでずっと通っていたのですが、希望を出しても何か少し古い髪型になってしまっていたので25歳を気に変えました(20代/男性/岐阜県/正社員)
- 禿げ上がってしまったので、バリカンで妻に刈ってもらうことにしました(さみしいです…)。(50代/男性/埼玉県/正社員)
- 元々その美容院へ行くキッカケとなったのは、職場のお得意様が経営している美容院だったからです。最初は付き合いで行ったのですが、美容師さんが上手だったので通うようになりました。その美容院へ行くのをやけた理由は、お得意様が違う会社と取引を始めたから。しばらくはそのまま通っていましたが、自宅からその美容院まで車で30分ぐらいかかっていましたし、義理は果たしたなと思ったので行くのをやめました。(40代/男性/和歌山県/派遣社員、契約社員)
- 昔からずっと通っており、親戚も同じ美容院に通っていました。美容師さんも感じがよく技術も確かで、大変気に入っていたのですが、親戚が精神障害を発症、被害妄想でなぜか私のことを敵視するようになり、私が同じ美容院に行くことを拒絶するようになりました。自分の生活テリトリーに入ってくるなと言われ、もめ事になったり美容師さんにその親戚のことを聞かれるのも嫌だったので、仕方なく別の美容院に変えました。理不尽な理由でやめざるを得ず、気に入っていたので大変残念です。(50代/女性/大阪府/専業主婦)
- 府県をまたぐ引越しのため。サロン専用製品が、インターネットで購入できるようになり、サロンに行く必要がなくなったため。(30代/女性/大阪府/正社員)
- 子供が生まれて、今までは電車で通っていた美容室に行くのが難しくなり、ちょうど担当の美容師さんが独立してさらに遠方のお店に行ってしまうということで、近い場所にあるお店に変えました。(40代/女性/埼玉県/専業主婦)
- ・引っ越しで遠くなったから・いつも担当してもらっていた美容師の方が辞職したため(30代/女性/栃木県/正社員)
- 色を暗くして欲しかったが、毎回お洒落な色にしてくれるので違う美容院に行った。オシャレにしてもらうためなら行くが、控えめな色にしたいために控えた。(20代/女性/兵庫県/学生)
- 住んでいたところから近い美容院に3年ほど通っていたが、引っ越した先がかなり遠い場所になってしまった。担当の美容師さんのカットも気に入っていたし、ずっと話しかけてくる美容師さんが苦手な自分にとっては、適度に放っておいてくれる感じも良かったので、半年ほどは無理して通っていた。しかし、仕事が忙しかったりでさすがに毎月通うのが億劫になってしまい、近場の美容院を探してそっちに通うようになった。(30代/男性/東京都/正社員)
- 専門学校生の時に数ヶ月おきに通っていたが世間話するネタがなくなってきた。同時に就職活動が忙しくなり就職先の勤務が不規則で予約を取って通うのが難しくなり自然と足が遠のいた(30代/女性/神奈川/パート、アルバイト)
- 価格が比較的高く負担になっていたため、価格が安く評判の良い他の美容院に行くようになった。(20代/女性/佐賀県/学生)
- 元々髪の毛や首筋などを人に触られるのが苦手で、美容室もできればあまり行きたくないとずっと思っていました。ですが自分で髪を切る方法が分からないので、仕方なくなるべくササッと終わらせてくれる所を選んで通っていました。しかし最近、セルフカットをしやすい道具に出会いました。思ったよりも使いやすく、自分でできた時に感動したのを覚えています!それ以来美容室に行くのをやめ、自分で好みの髪型にカットしています。今まで抱えていたストレスから解放され、快適に過ごしています。(30代/女性/広島県/専業主婦)
- Uターン就職で地元に戻ることになり、大学・大学院修士時代の行きつけだった美容院に行けなくなったから。(30代/女性/岐阜県/無職)
- 施術代が高く感じるようになったので、違うところへ移りました。(30代/女性/大阪府/専業主婦)
- 引越しをして、新居の近くで良い美容院を見つけたため。(20代/女性/神奈川県/学生)
- コロナになり大阪市内にまでいくことができなくなり、通えなくなりました。美容室を変えましたが、以前通っていたところを越えるところがなく、早く戻りたいです。(20代/女性/大阪府/自営業、自由業)
- 毎回同じ髪型でマンネリ化してしまっていたので、美容院自体を変えて気分転換したいと思ったから。(20代/女性/福岡県/自営業、自由業)
- 結婚してお金に余裕がなくなってきたから(20代/女性/愛知県/パート、アルバイト)
- 会社の転勤によって行きつけの美容院からかなり距離が離れてしまったので、行くのをやめました。(20代/男性/北海道/正社員)
- 中学生から大学の時まで通っていましたが、引っ越しをきっかけに行かなくなりました。しばらくして、就職した場所から近くになったので3年ぶりくらいに行きました。けれど、その3年間の間に行ったところのほうが断然良く、いつもの人にお願いしたのですが、対応こんなだったっけ?と思い、こんなにお金出してるのにここにくるのもったいないと思い行くのをやめました。(20代/女性/広島県/パート、アルバイト)
- しばらく通っていたが、ある時カットしてくれた方が、学生時代嫌いだった同級生のお兄さんだったということが会話の中で判明。何となく行きたくなくなってしまいそのまま疎遠に…(30代/男性/茨城県/その他)
- 年頃になってもっとお洒落で可愛くて綺麗な人、カッコいいお兄さんがいるお店に変えたくなったから。ホットペッパーなどのクーポンでもっと安く行けるところを見つけたから。(30代/女性/千葉県/専業主婦)
- 店員さんはとても感じがよいで、親しくお話しさせてもらってたのですが、技術的にと言うのか、カットがイマイチしっくりこなくて、引っ越しをしたところの近くの美容室に行ってみると、なんとカットの出来上がりがとってもカッコよかったので、それからずーっともう3年ほど通っています。(50代/女性/福岡県/正社員)
- 年齢とともに髪がうすくなってきたので、悩んだ挙げ句坊主にすることにしたので美容院に行く必要がなくなったからです。(50代/男性/神奈川県/自営業、自由業)
- 新しい美容室が通勤路にできて気になったので(40代/男性/山口県/正社員)
- 母が通っている縁で、自分も通っていたが自分好みの髪型にならないことが多く、母のことも担当している美容師さんとのカット中の雑談が私には気を遣いすぎて疲れたため。(20代/女性/千葉県/パート、アルバイト)
- 色々近所が美容室が次々出店し、価格競争で尚且つ種類が豊富で髪に優しいものを使って安いので24年間行きつけのところは逆に高くなり辞めてしまいました。(30代/女性/東京都/正社員)
- お店に特に不満があったわけではないです。ただ、しばらく同じお店に行っていると、なんか冒険がしたくなるというか、違うお店にいったら新しい髪型に出会えるかなと思ったりしてお店を変えたくなるのです。今思うと、もっと自分から聞いたり、こんな髪型にしたいとか下調べをして美容師さんに提案すれば良かったのかなとも思いますが。注文の仕方がうまくなかったので、いつも同じようになっていたのでしょう。(50代/女性/青森県/専業主婦)
- 学生で車を持っていない時に通っていたところだったので、社会人になり髪染めや散髪も人気のところに行ってみたくて違うところに通い始めました。今は別の行きつけがあります。(20代/女性/北海道/パート、アルバイト)
自分都合(生活環境の変化など)の回答では、「引越や転勤」「他の美容室に浮気」「結婚・出産」が多くあがっておりました。
その他、「髪がうすくなり坊主に」「セルフカットをするようになった」「コロナ禍で通えなく」といった少数意見もありました。
■ 担当美容師の異動や退職の回答
- 美容師さんが寿退社されることになり、他の人に代わるなら長時間かけていく意味がないと思って、行くのをやめました。(40代/女性/広島県/専業主婦)
- 今までカットしてくれていた人が辞めてしまったためです(40代/女性/神奈川県/パート、アルバイト)
- 指名していた美容師さんが他店へ異動された為、行きつけの美容院へ行くのをやめました。(30代/女性/愛知県/その他)
- ずっと同じ方にやって頂いていたが、その方が辞めてしまうことになったため、別の店にすることにした(20代/女性/愛知県/派遣社員、契約社員)
- 担当の人が美容師を辞めたからです。(20代/男性/埼玉県/正社員)
- 家から遠かったのと、担当していた美容師さんが退社してしまったから。そして近所に新しく美容院がオープンしたので、そちらに行くようになった。(40代/女性/東京都/専業主婦)
- 担当の美容師さんが独立して、新たに個人の美容室をだすことになりました。行きつけの美容室の雰囲気や場所も気に入っていましたが、一番は担当の美容師さんの腕と話しやすさが気に入っていたので、新しいお店の方に行くことしました。(30代/女性/長野県/専業主婦)
- 美容院では、いつも同じ方に担当してもらっていました。あるとき、行きつけの美容院が移転することになり、それと同時に担当の美容師さんが辞めてしまいました。その後も移転先に通ってみましたが、お店の雰囲気が変わり、新しい美容師さんとのやりとりも合わず、今は違う美容院に変えてしまいました。(30代/女性/栃木県/専業主婦)
- 担当の人がお店を辞めてしまったから。(20代/女性/埼玉県/正社員)
- いつもだいたい同じ人、もしくは同じお店で働いている顔馴染みに切ってもらっていたんですけど、ある日ごそっと人が入れ替わってしまい、雰囲気が変わってしまったので行くのをやめました。(30代/女性/埼玉県/正社員)
- 担当してもらっていた美容師さんが独立したのをきっかけにやめました。同じお店でも、ほかのスタイリストさんだと、納得のいくスタイルにならないんですよね。仕方ないので一から新しい美容室を開拓することになりました。(40代/女性/宮城県/派遣社員、契約社員)
- 担当してくれていた美容師さんが結婚のために退職することになり、新しく別の担当者になると案内があったので、他のところにしてみようと思ったから。(30代/女性/千葉県/専業主婦)
- 支店がいくつかある美容院だったのですが、行っていた支店の営業が終了してしまう話が来たので、閉店してしまう前に新しい所に乗り換えました。(30代/女性/兵庫県/パート、アルバイト)
- 毎回指名していた担当の方が寿退社ということでいなくなってしまい、何度か同じ美容院には通っていたものの仕上がりがよくなかったり、手抜きされているなと感じてしまうことがあった為、新規開拓という気持ちで別の美容院に行くようになりました。(20代/女性/静岡県/専業主婦)
- 結婚して海外に引っ越したのでめったに行かなくなったのですが、帰国の折には行くようにしていました。しかし、ずっと担当してくれていた美容師さんが他店舗に異動となったので、それを機に行くのをやめました。(30代/女性/岐阜県/専業主婦)
- ずっと同じ美容師さんに髪を切ってもらっていたが、その美容師さんが退職することになり、別の美容室に行くようになりました。同じ美容室の別の美容師さんでもよかったのですが、せっかくなら別の美容室を試してみようという気持ちになりました。(20代/男性/東京都/正社員)
- 知り合いが行きつけの美容院で働いていましたが、仕事を辞めてしまったので行かなくなりました。現在は、別の美容院へ行っています。(30代/男性/高知県/正社員)
- とても気に入っている美容師さんがいたのですが、結婚することになりやめてしまいました。その後担当してくれた美容師さんと相性が悪くてやめました。(40代/女性/北海道/パート、アルバイト)
- 予約をとろうと電話をしたら、担当してもらっていた美容師さんが急に退職されたと聞いたため。他の美容師さんでも良かったが、もともと男性の美容師さんにカットしてもらうのは苦手で、次の担当者さんが男性になりそうだったから。(40代/女性/滋賀県/正社員)
まとめ
今回、行きつけ美容室をやめた理由を「美容室や美容師に対する不満」「自分都合(生活環境の変化など)」「担当美容師の異動や退職」と3つのグループに分類しましたが、美容室の立場からみますと常連客の失客理由とも考えられます。
美容室側から見た常連客の失客理由として考えますと、「美容室や美容師が原因となった、自ら生んだ失客」と「美容室側が原因ではない、不可避の失客」の2つに分類することができます。
・「美容室や美容師に対する不満」= 43%
《美容室側が原因ではない、不可避の失客》
・「自分都合(生活環境の変化など)(38%)」
・「担当美容師の異動や退職(19%)」・・・合計57%
美容室にとって、常連客の失客をいかに防ぐかということは重要ですが、半数以上が不可避の失客ですので、100%失客を防ぐことは不可能です。
しかしながら43%の美容室が自ら生んだ失客に対しては、自らの努力で防いでいくことができるはずです。
ともあれ一般客のユーザーとしては、引越や転勤などで行きつけ美容室に行けなくなった際は、担当美容師には挨拶しておくのが親切ですね。
《調査結果の引用・転載について》
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