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美容師歴は10年前後が一番人気!?約70%が“美容師歴を気にする”傾向に。



みなさんは美容室を利用するとき、担当者の「美容師歴」を気にしますか?
 
「ベテランの人が安心して任せられる」
「若い人の方が丁寧な気がする」
「人それぞれだから気にしない」
 
美容師歴を一つの材料として美容師さんを選ぶ方もいるでしょうし、全く気にならない方もいるかと思います。
 
では、どのくらいの人がこの美容師歴を気にしているのでしょうか?また、気にしている人は歴何年の美容師さんが良いと思っているのでしょうか?
 
全国の20代〜50代の男女を対象に「あなたは“美容師歴”を気にしますか?」のアンケート調査を実施しましたのでご紹介いたします。
 
※美容師歴は美容師を始めてから(アシスタント時代を含む)の年数とします。
 

調査対象 全国の20代〜50代男女
回答数 100
調査期間 2021年9月20日~ 2021年9月27日
調査方法 インターネット調査

回答者属性

男女

年代

都道府県

職業

 

アンケート結果と考察

■ 約70%の人が美容師歴を気にする人と回答

「担当してもらう美容師の美容師歴を気にしますか?」の質問では、『とても気にする』が14%、『少し気にする』が54%、『あまり気にしない』が26%、『全く気にしない』が6%という結果となりました。
 
美容師歴を気にする人の割合は全体の約7割近くとなり、大多数の方が担当者の美容師歴を気にしていることがわかりました。
 
『気にする』と回答した方の意見としては、「美容師歴がある程度ある方が技術力があって安心」「歴が浅い人に担当してもらった時に失敗した経験がある」「歴が浅い人は下手なイメージがあり不安」など、歴が浅い美容師さんに対して、技術力の有無を指摘する意見が多くみられました。
 
『気にしない』と回答した方の意見としては、「浅くてもプロはプロだから信頼出来る」「どの方でもみんな練習し技術を磨いて来ていると思う」「美容師歴の浅い人は気さくに話しかけてくれる人が多い気がするので要望を伝えやすい」「技術的に違いがあるとは思いますがその分丁寧に仕上げてくれると思う」など、技術力は美容師歴にそこまで影響しないという意見や、技術力は違うものの、カウンセリングや接客(サービス)が丁寧だから問題ないと考えている方も多くいらっしゃいました。
 
 

■ 人気の美容師歴は「10年前後」

「美容師歴が何年くらいの美容師が良いと感じますか?」の質問では、『1〜3年』が1%、『4〜6年』が21%、『7〜9年』が23%、『10〜14年』が28%、『15〜19年』が2%、『20年以上』が1%という結果となりました。
 
『7〜14年』が半数以上を占めることから美容師歴は10年前後が最も人気であるとわかります。
 

では、美容師歴を気にする理由、気にしない理由としてはどのようなものがあるのでしょうか。それを考えるにあたって「同年代がいいから」という年齢が同じくらいであると理由で決めている方も多いと思います。

美容師歴と年齢は大きく関わってくることから、美容師歴から美容師の年代を設定し、回答者の年代別にその理由と傾向を考察していきたいと思います。

 
多くの美容師は20歳前後で国家試験に合格し専門学校を卒業後にアシスタントとして就職するので、美容師歴からおおよその年齢の見当がつきます。もちろん10代からスタートした方もいれば、30代、40代から美容師になった方もいらっしゃると思います。今回は傾向を掴みやすくするため、以下のよう美容師歴と年齢の相関図を作成し、これらをベースにそれぞれの年代別に人気の美容師歴とその理由を調査いたします。
 
【美容師歴と年齢】

美容師歴 年齢
1〜3年 20〜23歳
4〜6年 24〜26歳
7〜9年 27〜29歳
10〜14年 30〜34歳
15〜19年 35〜39歳
20年〜 40歳〜

 

■ 年代別の人気美容師歴(年代)とその理由

20代の半数以上が同年代(歴1〜9年)を選ぶ傾向。美容師歴を気にしない割合は30%に。
 

20代ではおおよそ半数以上が同年代である歴1〜9年を選ぶ結果となりました。
 
歴1〜9年と回答した理由としては「自分にあった髪型を選択してくれそう」「比較的歴が浅い方が最近の流行りの髪型等をよく知ってる」「美容師歴が浅すぎず、ベテランすぎない人が歳も信頼できて、歳も近いため心地よいと思う」など、流行りや同年代だからこその心地よさを重視する意見が多くみられました。
 
20代では美容師歴を気にしないという割合も多く、「歴はそこまで関係ないかなと思う」「どの方でもみんな練習し技術を磨いて来ていると思う」「歴が浅い人でもうまく切ってくれる人に巡り合えたことがあるので特に気にしていません」など、美容師歴による施術の違いを感じることが少ない、あるいは気にしない世代なのかもしれません。
 
 

30代の80%以上が20代後半〜30代前半(歴4〜14年)を選ぶ傾向。ベテランすぎず、流行も取り入れてくれる。
 

30代では80%以上とほとんどの方が20代後半〜30代前半(歴4〜14年)を選ぶ結果となりました。
 
歴4〜14年と回答した理由としては「なんとなく10年以上美容師歴があると経験もしっかりついてそうで安心できるから」「初心の心を忘れずにそして沢山の経過を積んでいる段階の時期だから」「技術はもちろん流行やファッションにも気を配っているイメージがあるから。」「7〜9年くらいの美容師さんだと技術力もあると思うので安心な事と美容師さんの年齢も若いと思うので理想のスタイルにしてもらえそうだと思ったから」など、同年代であることに合わせて、若い世代でありながらしっかりと経験を積まれてきたと判断される歴数であり、流行にも気を配っている世代だからという意見が多くありました。
 
20代後半〜30代前半は、ベテランすぎず流行も取り入れてくれるちょうど良い世代と認識されているようです。
 
また、美容師歴を気にしないという割合が最も少ないということから、美容師歴を最も気にする、重要だと判断する世代でもあることがわかります。

 
 
40代は半数近くの人が美容師歴を気にしないと回答。歴が長い=技術が良いではない。
 

40代では半数近くの人が美容師歴を気にしないと回答。同年代と考えられる歴15年以上(35歳以上)を選んだ割合はわずか6%という結果となりました。
 
気にしないと回答した理由としては「歴は長いけどセンスが古いとか歴は浅いし技術も未熟とか実際に切ってもらわないとは分からないから」「技術があるなしは経験によるものだけでなく、その人のセンスによるものが大きいと思うから」「歴が浅い人でも技術力もあったし話も上手く最初からとても良い印象だったから」「美容師歴があるから上手いとか美容師歴がないから下手だとかという先入観自体私的に意味がないと思っているから」など、過去の実体験として『歴が長い=技術が良い』とは判断していないようです。

 
 
50代の60%が20代(歴4〜10年)の若い年代を選ぶ傾向に。同年代を選ぶ方はゼロ。
 

50代では60%の方が20代(歴4〜10年)の若い年代を選ぶ結果となりました。
 
歴4〜10年と回答した理由としては「美容師歴が短いとまだ技術がなさそうで長すぎると態度だけでかくて自己研鑽してなさそうで、ちょうどいいから」「ちょうどこれくらいがやる気がピークになっていると思うので。あまり長いと新しい感覚がなく、古い頭で押してくる」「あまりに歴が浅いと経験が少なすぎて私の癖毛を扱えない気がするし、あまりに長すぎると今時の技術に疎い気がする」など、技術と接客のバランスがちょうど良いのがこの20代(歴4〜10年)だと考えている人が多いようです。
 
他の年代では同年代を選ぶ割合が一定数ありましたが、50代ではゼロという結果に。これは、美容師の40代定年説というものがあるように、美容室の経営者や管理職となって実務から離れる美容師が多いことだったり、体力などの面で40代で引退する傾向が多いことから、そもそも40代以上の美容師さんが少ないことが大きな原因かもしれません。
 
 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
 
今回のアンケート調査では、全体としては約70%の方が担当者の美容師歴を「気にする」と回答し、美容師歴10〜14年が一番人気となり、次いで7〜9年と続きました。
 
美容師歴を年齢に置き換えた場合、20代後半〜30代前半が最も人気で、特に30代に支持されていることがわかりました。
 
年代によって多少異なるものの、歴が浅すぎると技術に不安があり、ベテランすぎると流行に疎くなる。そういうイメージや実体験から「ベテランすぎず流行も取り入れてくれる、ある程度経験を積んだちょうど良い世代」である「20代後半〜30代前半(美容師歴10年前後)」が人気なのかもしれませんね。

 
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