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切りに行くから切りに来てもらう!これからは移動式美容室がスタンダードに?



コロナ禍で不要不急の外出自粛が求められる中、美容室に行きづらいと考える人も多くいらっしゃるかと思います。施術中だけでいうと美容室でも様々な感染症対策を行なっているので安心して過ごすことができると思いますが、問題は移動中。電車やバスなどの公共交通機関を使って移動する方や人混みの多い街中にあるサロンだと密を気にして、美容室に出向くことが億劫になることもありますよね。

そんなコロナ禍で、今注目を浴びているのが移動式美容室です。

今までは美容室に’切りに行く’ことが当たり前でしたが、移動式美容室では‘切りに来てもらう’ことができます。

今回は移動式美容室に焦点を当てて、移動式美容室とは何か、どういう人が利用しているのか、値段やメニュー、そして今後のスタンダードになりえるのかについてご紹介します。

 

移動式美容室とは?

出展:www.salon-chart.com

 

移動式美容室とは、美容室の設備を備えたトラックでカットやシャンプー、カラーやパーマなどの施術を受けられるお店(車)のことを言います。
移動式美容室ではお客様が店舗へ出向くのではなく、美容師自らが運転するトラックが自宅や施設などに伺いトラックの中で施術することができます。
冷暖房・清水、排水タンク・シャンプー台・タオル蒸し器などの美容室の設備が備えられています。

 

誰がどのように使う?

訪問美容の業界では昔から一般的に利用されており介護施設、病院、障がい者施設などに出向いたり、ボランティアで仮設住宅などを回って、カットやシャンプーなどを行なって来ました。

訪問美容は要介護、障がい、妊娠中などが理由で外出が困難な方へのサービスのイメージが強いですが、このコロナ禍で外出を控えるようになった一般のお客様からの需要も大きくなったようです。

「家族全員分を一気にやってもらいたい」
「公共交通機関を利用せず、髪を切りたい」
「人混みの少ない中で施術したい」

移動美容室ではその構造からプライベートな空間で施術をしてもらえるので、美容室を貸し切ったような雰囲気の中で利用することができます。コロナ禍でも安心で、快適な空間を一人でも家族みんなとでも利用することができます。

「山あいの民家に出向いて、一日がかりでその地域にお住まいの家族全員分をカットしていく」というケースもあるようです。

 

価格はいくら?

気になる利用料金ですが、やはり自宅や施設に来てくれる分、通常の価格よりかは割増価格となっていたり、「〇〇人以上」などの利用条件を設けているケースあります。

「10名以上の予約で利用でき、カット&ブローで¥3,080、パーマ&カラーで¥11,380」という価格設定をしている事業者や、「〇〇駅から1km〜4kmは¥1,000 10km以上は¥3,000」というように、施術料金は一般的な価格で、別途「出張料金」が発生するケースもあります。

家族や施設(複数人)で利用するか、事業者からの距離はどのくらいかによって価格が異なってくるようですね。

 

今後のスタンダードになるかも?

出展:global.toyota

 

株式会社PiNCHという東京・赤坂で業界初の24時間365日営業の美容サロンを展開している会社が、2021年4月に「3年後にモビリティカーの中に美容室を入れ会いに行く美容室を実現する」という発表を行いました。

ここでいうモビリティカーとは、トヨタ自動車の「モビリティカー・e-Palette」のことで、電動化、コネクティッド、自動運転技術を活用したMaaS専用次世代EVになります。

 

 

上の動画では、私たちの生活にモビリティーカーが浸透し、日々の暮らしと密接に関わりあう未来が描かれています。

「子供の送り迎えや出勤などの移動中に髪を切る」
「お昼休みに職場や自宅前にモビリティーカーを配車して、施術してもらう」

こんな、今では想像しにくい日常が意外と近くに来ているかもしれませんね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

移動美容室は現在のコロナ禍において、密をなるべく避けたい、外出を控えたいなどのニーズに応えられるだけではなく、さらに未来の私たちの暮らしに役立つ「モビリティ社会の実現」との親和性にもとても高いポテンシャルを持っているように感じます。

「切りに行くから切りに来てもらう!」「移動のついでに髪を切る!」など、美容室の利用方法やあり方、サービスもこれからどんどんと変わって行くかもしれませんね。